工房通信(うるし掻き)


今回習った大森清太郎さん

 今回は青森の三戸の漆畑青いテープを付けた太い木だけを掻く。
この漆畑は約1000本ぐらいあります、西日本と違って東北にはこんなうるし畑がたくさんあります。でも日光東照宮の大量発注のため浄法寺周辺ではあと5年でなくなっつてしまうそうです。

 発注を10年間にしてくれば、10年後はひこばえが成長してリサイクルができるけれど、文化庁は何を考えているのだろう
         
               
 大森さんの息子の貴太郎さん

浄法寺のただ1一人の20代のうるし掻きさん浄法寺のホープです。
ふだんは恥ずかしがり屋さんで写真を撮らせません。
今回は2年目なのでなので撮らしてくれました。              浄法寺で親子でうるし掻きをやってるのは大森さんだけです。           
もっと後継者ができるといいですね。

            






たばこ畑の横漆の大木でうるし掻きをする
  
このような漆の木は植林された漆の木よりも良い漆がでます。
昔は大森清太郎さんのお父さんの漆は三割ぐらい高いかったそうだ。
大森さん親子と一緒にいったタバコ畑の横にある1本から10本ぐらいある漆の木を廻るのですが、移動時間がかなりかかります、順番を間違えずに廻るのが不思議です。

植林された漆の木よりも木の皮も厚くカマズリが大変で手間もかかります、この木の漆は質が良いように思います。
今度はこんな漆を使ってみたいです。
                      

top