5月20日は自宅の裏山のうるし畑のうるしの木でユーチューブで観た台湾式うるし搔きを試してみました。

まずはじめに日本のウルシカンナでV字にキズを付けました。

キズ口の下に貝を付けましたが、最初なのでウルシが出ません。

本来なら貝にうるしが溜まるはずですが、最初なので溜まりません。なぜこの搔き方をしたのは、最近は気温が高くてうるしが流れています。病気でうるし搔きのスタートが遅れてしまいました。今年は量を採ることより実験的な事をします。

5年前に泉谷さんがうるし搔きをしたうるしの木で、10本の内7本を伐採しました。残りの3本を残していたうるしの木です。

キズ口の間が少し狭いですが、10辺ぐらいは掻けそうなので、養生搔きを試してみます。近年では国産漆の需要は伸びていますが、それに伴うウルシがの木の植栽が間に合わない状況ですので、養生搔きに挑戦します。