10月30日に裏目搔きをしました。裏目搔きとは今までウルシを採っていなかった所からウルシを採る作業です。新しい道具のエグリを使います。冬に向かって木の皮が硬くなり、まずエグリを使って皮を削り、その後キズを付けます。


朝の7時から裏目搔きをはじめました。RNCさんも取材ににきていて泉谷さんが搔いているところをカメラで撮っています。

うるしの木の皮が硬くなり、キズを付けるのがたいへんそうです。

浅野さんがウルシ搔きをしているところです。今回は3人の日程を合わせると30日になりました。

裏目搔きはハシゴ使って届く範囲まで木に登ります、それで女性の方はたいへんな作業になります。だから無理のない高さで頑張ってくれました。

浅野さんが採った裏目ウルシで、このウルシは乾きは遅いですが、ブツブツと泡が出て発酵を促します。だから今年採れたウルシの樽に入れると良く発酵して良いウルシに仕上がります。
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