9月12日でうるし搔きも7辺目になりました。
やっと貝の中にウルシが入るようになりました。でも木が細いのでなかなかウルシがたまりません。来年からはもっと太い木で試してみます。
養生搔きの方も、キズ口とキズ口の間隔が狭いので辺の数が少ししか搔けません。それに木の皮が硬くなり、うまくキズを付けられません。やはりころし搔きの方がたくさんウルシがでます。
10月5日にある浄法寺漆共進会に出品するサンプルを採りをしているところです。
1昨年裏のうるし畑で採れたウルシです。水分が取れて黒く蠟色漆に近い状態で、泡も出てまだ発酵しているみたいです。このウルシをゴミも取らず直接お盆に塗ります。
こんな感じになります。少しつや消しでブツブツが残っています。この盆は香川の伝統的な象国塗の木地です。でもこの木地を挽く職人さんがほとんどいなくなりました。
銀彩をして、研ぎ出しをするとこんな感じです。これは少し大きいサイズの盆です。この盆を10月25日から始まる東京の上目黒のkm,rexさんの展示会に出品します。
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