岩手の浄法寺から盛り漆が届きました。

今年から値段が2割増しで、キロ6万以上になり入手がかなりたいへんです。これは一貫め樽で3,75キロ入っています。

かき混ぜると盛り漆独特な山吹色の色合い浮かび上がって来ます。工房ではこのウルシを主にふき漆に使います。柔らかくて木に染み込んでいくので、それが乾くと硬くて丈夫な漆器ができます。

柔らかく流れ落ちています。このウルシは本当は仕上げ使いますが、含浸性が高いので下地ウルシにも使っています。

こちらウルシは香川県産で昨年にまんのう町でとれたものです。

だいぶ水分が抜けてふたの紙よりも1センチぐらい減っています。色も濃くて蠟色漆に似ています。ゴミも多いですが、自分が苦労して採ったので可愛いです。その為かこのウルシを仕上げウルシに使います。

今年初めてストーブを炊きました。雨が降って気温が17℃ぐらいになり寒くなってきたので我慢できずに炊きました。急に夏から冬になった感じです。我が家のネコのトラちゃんもストーブの前にやって来ました。