11月28日はうるしの原木の運び出しをしました。

徳島の山は12月になると雪がふるので、早めに運びだす事にしました。1月前に枝つきで切り倒したうるしの原木をワイヤーを張って切り落とします。地主さんが枝を付けた方が木が早く乾くと言っいました。

今回は道路とうるしの木の間にユズの木があり、木の伐採作業を地主さんにお願いしました。山側に木を倒すとユズの木に当たるので、ピンポイントで倒すのが難しいです。去年まで現役の木こりさんだったので慣れているのであっという間にユニックに積み込みました。

茶畑の上のうるしの木の地主さんも、伐採を手伝ってもらったのでお礼にうどんを持っていたらまた手伝ってくれました。

この地主さんは木こりではないのですが、山仕事に慣れていて手際よく手伝ってくれました。徳島の山城地域は本当に親切な人が多いです。

無事に家に運び込む事ができました。山田さんのを含めて30本運び出しました。太い木がなかなか無くて、この中でうるしの木の椀に使えるのは3本ぐらいです。

運び出しの時に半分の長さにしたうるしの原木の木口からたくさんウルシが出てきました。木と皮の間からたくさんのウルシが出ています。この時期のウルシはかぶれやすく手に付いた所がかぶれました。