すっかり秋になった、我が家を朝7時に出て、土佐岩原に向かいました。

25日に伐採した、1番太いうるしの木の幹の所です。

この部分は重くて運べないので、来年の春に運び出します。

この木から椀や鉢などを作ります。

先の細い枝の部分で、1本の木でこれだけたくさんあります。

ツタに絡まれてた太い枝もありますが、今回は回収しませんでした。

運べそうな中くらいな太さの枝を枝掻きに使います。

枝掻きとは、漆の木の枝からうるしを採る作業です。

結構大変な作業で、枝を軽トラにつみこむのに,十鳥さんと2人で午前中いっぱいかかりました。

かっては浄法寺のうるし掻き職人も(枝掻き)でうるしを採っていましたが、現在は手間のかかる割に採算が合わないので、ここまでやる人はほとんどいません。

本来ならば池に浸けるのですが、ちょうどいい風呂桶があったので、これに浸けることにしました。

早くも切り口からたくさんのうるしが出てきています、この枝を20日以上水に浸け置き、木が水を吸って重くなったら枝掻きをします。