今年もうるし掻き季節がきました。5月30日に土佐岩原で今回うるしの木の下草刈りをしました。

まず最初にうるしの木にたどり着くための道の草刈りをしました。ススキが生えていてかなり大変で、300メートルぐらい続いています。

やっと人が通れる幅の草刈りをしました。何度も草刈りしないといけません。


道の草刈りした最初にある4本のうるしの木です。このうるしの木を6月1日に辺付けしました。辺付けはうるし搔きの最初の作業で、漆を採る面を決めるともに、漆の分泌盛んにする為の合図です。どの面にキズを付けるかで、うるし採れる量が変わるので、たいへん重要な作業です。

2番目にある2本共に2又のにうるしの木で、木が重なっているので、キズを付ける場所が難しいです。

3番目にある4本のうるしの木で、4本の中で1番太いうるしの木です、今回はこのうるしの木のキズをブログにアップします。

他の場所にある5本のうるしの木の内の2本です。他にも太いうるしの木が1本ありますが、今年は今の所は掻くうるしの木は全部で16本です。

後に5本のうるしの木を見つけているのでですが、3度持ち主さんの所を尋ねましたが、留守でした。浄法寺と大子のうるし掻き職人さんに電話で話したら、今年は皆さんうるしの木の確保に苦労しています。