10月13日でうるし搔きも21辺目になりました。
アートランドギャラリーの山下さんが朝一にうるし搔きの見学に来られたました。楓さんでうるしの木の大椀を買われて、うるし搔きに興味を持たれたみたいです。県の講習会では大勢の人がきたのですが、一般の方が見学に来たのは今年は山下さんが最初で最後の人です。
うるし木の葉がだいぶ黄色くなってきたので、今年は辺搔きは21辺で終わりにします。その代わりに枝搔きの講習会を今年はします。
ウルシも少し色が薄くなってきました。そして朝も寒くなってきました。
奥のうるし畑も日が当たらなくて、ウルシの出も落ちてきました。
今年採れたウルシです。量は少ないですが、質は良いです。
泡が出て発酵が進んでいます。泡でるのは良いウルシです。
2.3キロあります。それから桶の重さ690グラム引くと1.5キロです。それを12で割ると、うるしの木1本あたり125グラムになります。温暖化でウルシの採れる量が年々減少しています。どうしても温度が高いとウルシが流れて採れない状態が続きます。採り方を変えていく必要があります。例えば温度が低い朝早い夜明け前とか、中国みたいに貝を透けるとかいろいろと今後は考えていかない状況になってきました。
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